米国のオリンピック専門メディアの記者としてIOCの裏側を長年取材してきた明治大学の小田光康先生のインタビュー。きょうはオリンピックの「スポンサーの闇」に切り込みます。
オリンピックのスポンサーのメリットはロゴを使えること、テレビCM枠を優先的にとれることと言われています。しかし巨額のスポンサー料を回収できるほど効果はあるのでしょうか。
実はスポンサーにとっての大きな魅力は、スポンサー枠のチケットやホテルだと小田先生は言います。しかし近年はオリンピックの人気にかげりがでてきて、ブランド力が落ちてきたといわれています。スポンサー企業からも「高額のスポンサー料に見あう効果はあるのか」という声があがってくる可能性があります。オリンピックも曲がり角です。