政治を斬る!

立憲野党私設応援団(26)令和4年を振り返って~憲法9条変えさせないよ

※この連載はSAMEJIMA TIMESの筆者同盟に参加するハンドルネーム「憲法9条変えさせないよ」さんが執筆しています。


<目次>

1.節約談議花盛りの令和日本

2.サッカーW杯カタール大会を振り返る

3.令和4年のプロ野球を振り返る

4.令和4年の日本と世界の政治を振り返る

5.トピックス:れいわ新選組の国会質問


1.節約談議花盛りの令和日本

日本の景気が一向に上向かない中で物価高の影響を受けた今年は、節約談議花盛りの一年でした。

小林美穂子さんのツイートの趣旨からすれば、ここで私が節約談議の話を進めるのはかえって事態を悪化させてしまうかもしれないという危惧もありますが、とはいえ、当座の対応としては各自が出来る限りの自衛策で節約を進めるしかないという側面も存在しますので、今回は私自身の節約法の話をしてみたいと思います。

一般的には「節約には自炊」という説が有力ですが、私はあえて「節約には外食」という立場を主張したいと思います。

お金が無い時こそ外食すれば、お店にいる時間は光熱費がかかりませんし、熱いお茶も冷たいお水も飲み放題です。私はまず、このメリットを大いに主張したいです。

休みの日でいつもより遅く起きた朝は、なんとか11時に間に合うように「やよい軒」にすべり込んで、税込370円の「納豆朝食」にありつくのが「休日必勝法」です。なにせ、ご飯が何杯でもお代わり無料で、漬物も、だし汁も無料なので、おかずを全て食べ終わった後も、漬物出汁茶漬けを好きなだけ何杯でも食べることができるのですから、少なくとも「朝昼兼用」で、がっつり食べるつもりなら「その日の朝昼晩3食分」のご飯を食べてしまうことだって可能です。

何があっても心配するな、あなたには「やよい軒」がついている!

平日であれば、「くら寿司」に行って、税込165円の「かけうどん」1杯と、税込115円の「いなり寿司」1皿を頼めば、一食280円でランチを済ませることができます。私はこれを「くらうどんランチ」と呼んでいます。(実際には、そんなメニューはありませんが。)寿司はその日の気分で「極み熟成まぐろ」1皿にしてもいいし、「肉厚とろ〆さば」1皿にしてもいいし、寿司の注文の内容をその日によって変えれば、平日のランチは毎日「くら寿司」でもいいと私は思っています。

何があっても心配するな、あなたには「くら寿司」がついている!

そして、平日も休日も関係なく、手元にあるお金が少なくなった時に頼れる味方が「丸亀製麺」です。毎月1日は「釜揚げうどんの日」で通常290円の「釜揚げうどん(並)」が半額以下の税込140円で食べられますし、それ以外の日は税込140円の「白ごはん」を注文して、無料でかけ放題の青ネギや天かすやおろし生姜とだし汁を入れて「ネギ天かす出汁茶漬け」にして食べることができます。

私は合計7種類の「味変」をしながら「ネギ天かす出汁茶漬け」を食べるのが好きで、これを「究極の孤独のグルメ」と呼んでいます。(勝手にこんなこと言ったら、『孤独のグルメ』の原作者の久住昌之さんや『美味しんぼ』の原作者の雁屋哲さんに怒られるかもな・・・)

「ネギ天かす出汁茶漬け」味七変化

味変1種類目:まずは、だし汁に青ネギだけを浸して「ネギしゃぶ」として食べる

味変2種類目:すりごまをかけて、だし汁とご飯と青ネギを一緒に「ネギ出汁茶漬け」として食べる

味変3種類目:天かすをいれて、天かすがカリカリの状態で、「ネギ天かすカリカリ出汁茶漬け」として食べる

味変4種類目:一味唐辛子を振りかけて、カリカリの天かすと一緒に「一味ネギ天かす出汁茶漬け」として食べる

味変5種類目:天かすをだし汁に完全に浸してしまい、「しっとりネギ天かす出汁茶漬け」として食べる

味変6種類目:おろし生姜を投入して、「ネギ生姜天かす出汁茶漬け」として食べる

味変7種類目:最後に、七味唐辛子を振りかけて、全てを混ぜて「七味ネギ生姜天かす出汁茶漬け」として食べる

「ネギ天かす出汁茶漬け」自体はご存じの方も多いと思いますが、この食べ方は美味しいですよ!ぜひ試してみてください。

何があっても心配するな、あなたには「丸亀製麺」がついている!

2.サッカーW杯カタール大会を振り返る

サッカーW杯カタール大会では、日本代表チームがドイツとスペインにそれぞれ「2-1」で競り勝ち、グループリーグを首位通過してベスト16進出を果たしました。

決勝トーナメントではクロアチアにPK戦で敗れ、ベスト8には届きませんでしたが、日本中が大変盛り上がりました。

ところが、その中で大変な状況に陥っている人がいます。

市井の人だけではなく、有名人にも、発言がもとで大変なことになった人がいます。

サッカー元日本代表の田中マルクス闘莉王さんが「日本がこのグループを突破したら、俺、パンツ一丁で走り回りますよ」と発言し、実際にその約束を守って、パンツ一丁で走り回っています。

森保ジャパンのW杯16強進出で、闘莉王公約実現! パンツ一丁で真冬の都内を魂の激走!

カタール大会全体としては、メッシ率いるアルゼンチンが1986年W杯メキシコ大会以来36年ぶりのワールドカップ優勝を飾り、華やかに閉幕しました。1986年のW杯メキシコ大会といえば、マラドーナがアルゼンチンを率いていた頃の話で、久しぶりのワールドカップ制覇に、アルゼンチンの首都ブエノスアイレスは大いに盛り上がったようです。

ところで、W杯メキシコ大会の出場権を賭けたアジア最終予選が行われたのが1985年で、1985年10月26日に国立競技場で日韓戦が行われ、木村和司選手の「伝説のフリーキック」と呼ばれるプレイが生まれました。

木村和司 伝説のフリーキック 日韓戦 メキシコW杯 アジア最終予選 1985

40 メートル近いフリーキックを決めて、確かに美しいゴールなのですが、いま振り返ってみると、「同点ゴール」ですらなく、「0-2」で負けていた試合で「1-2」と1点差に差を縮めた追撃のゴールであり、このフリーキックが「日本が最もワールドカップ出場に近づいた瞬間」として長らく「伝説」になっていたのは、隔世の感があります。

いまではサッカー日本代表は7大会連続してワールドカップに出場するまでになっており、そのうち4大会ではベスト16にまで進出しています。

サッカーの分野に関しては、この30年間で日本は大いに歩みを進め、「進化した」と言ってよいのではないでしょうか。

3.令和4年のプロ野球を振り返る

今年の日本のプロ野球は、大いに盛り上がりました。

まず、ヤクルトの村上宗隆選手が7月31日の阪神戦と8月2日の中日戦で5打席連続ホームランの世界新記録を打ち立て、シーズンを通しても、打率3割1分8厘、ホームラン56本、打点134の三冠王の活躍で、ニックネームの「村神様」は2022ユーキャン新語・流行語大賞を受賞しました。

投手部門においても、ロッテの佐々木朗希選手が4月10日のオリックス戦で13者連続奪三振の日本新記録を打ち立て、21世紀に入って初めての「完全試合」を達成しました。

ロッテの佐々木投手だけではなく、合計5人の投手が「ノーヒット・ノーラン」(無安打無得点試合)を達成し、記録的なシーズンとなりました。

2022年シーズン「ノーヒット・ノーラン」

4月10日 ロッテ:佐々木朗希投手(対オリックス戦)・・・完全試合

5月11日 ソフトバンク:東浜巨投手(対西武戦)

6月7日 DeNA:今永昇太投手(対日本ハム戦)・・・準完全試合

6月18日 オリックス:山本由伸投手(対西武戦)・・・準完全試合

8月27日 日本ハム:コディ・ポンセ投手(対ソフトバンク戦)

シーズン全体としては、オリックス・バファローズの日本一で、今年のプロ野球は幕を閉じました。

オリックス・バファローズは、前身のオリックス・ブルーウェーブが1996年に日本一になって以来26年ぶりの日本一になります。

ここで、プロ野球12球団の最新の日本一達成年を確認してみましょう。

各球団の最新日本一達成年

1984年:広島東洋カープ

1985年:阪神タイガース

1998年:横浜ベイスターズ(横浜DeNAベイスターズの前身球団)

2007年:中日ドラゴンズ

2008年:埼玉西武ライオンズ

2010年:千葉ロッテマリーンズ

2012年:読売ジャイアンツ

2013年:東北楽天ゴールデンイーグルス

2016年:北海道日本ハムファイターズ

2020年:福岡ソフトバンクホークス

2021年:東京ヤクルトスワローズ

2022年:オリックス・バファローズ

ちなみに、横浜ベイスターズの前身球団である大洋ホエールズが1960年に日本一になってから1998年に横浜ベイスターズが日本一になるまで38年かかっていますが、来年の2023年シーズンで阪神タイガースが日本一になれば38年ぶりの日本一、そして広島東洋カープが日本一になれば実に39年ぶりの日本一ということになります。

2023年シーズンは、一体どの球団が日本一になるのでしょうか?

4.令和4年の日本と世界の政治を振り返る

今年の日本の政治を振り返って、一番大きな出来事は、安倍晋三元首相が参院選の応援演説中に奈良市の近鉄大和西大寺駅付近で狙撃されて亡くなったという事件だと思います。

日本の首相経験者が殺害されたのは、高橋是清元首相と斎藤実元首相が殺害された1936年の「二・二六事件」以来86年ぶりの出来事です。

また、今年の世界の政治を振り返って、一番大きな出来事は、ロシアによるウクライナ侵攻だと思います。

これは、1945年に終結した「第二次世界大戦」以来77年ぶりのヨーロッパにおける大規模な戦争であり、世界に与えた影響も、極めて大きなものがあります。

スポーツの世界の話は「26年ぶり」や「36年ぶり」といったスパンの話ですが、政治の世界の話は「77年ぶり」や「86年ぶり」といった極めて大きなスパンの話で、時計の針の戻り方が、極端に振れ幅が大きいという感じがします。

こうした状況の中で、私たちに一体何ができるのか、無力感に苛まれたりもしますが、とはいえ、「微力だが無力ではない」という側面があることも事実ですので、私たちにできることを考えながら、少しでも物事を良い方向に修正していきたいという思いを強くしています。

5.トピックス:れいわ新選組の国会質問

れいわ新選組の代表選挙が12月18日に行われ、山本太郎さんが2期目の代表に選ばれ、さらに、櫛渕万里さんと大石晃子さんがそれぞれ共同代表に就任することになりました。

それに先立つ臨時国会の参議院予算委員会での山本太郎さんの質問の内容に対する評価の声や、逆に、水道橋博士の休職に伴い参議院内閣委員会における質問の時間を放棄してしまったことに対する疑問の声などについて、SNS上にあがっていたものを、トピックスとして掲載します。


憲法9条変えさせないよ

プロ野球好きのただのオジサンが、冗談で「巨人ファーストの会」の話を「SAMEJIMA TIMES」にコメント投稿したことがきっかけで、ひょんなことから「筆者同盟」に加わることに。「憲法9条を次世代に」という一民間人の視点で、立憲野党とそれを支持するなかまたちに、叱咤激励と斬新な提案を届けます。

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