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こちらアイスランド(46)我が家のベランダからの眺めを届ける「ゆる定点パノラマ」もぜひご覧あれ〜小倉悠加

今回はごーく軽く行きます。軽く楽しく歩けるおまじないを入れておくので、明日はぜひ軽やかに、投票所へどうぞ!

今回は私が使っているハッシュタグの話。それは「#アイスランドゆる定点パノラマ」。

私はツイッターをやっていて、サメタイの読者にも大勢フォローしていただいて、有難うございます。ツイッターからほぼ毎日投稿しているのが「#アイスランドゆる定点パノラマ」。平くは自宅のベランダからの眺め。基本は毎日投稿。といっても家にいる時しか撮れないので、旅行に出ていると抜けるし、撮るのを忘れることもあれば、気が乗らなくて撮らないことも。時間帯もばらばら。気まぐれはご容赦を。

気まぐれとはいえ、見続けていくと、おぼろげに季節感が感じられるかと思う。

アイスランドの冬は日照時間が4-5時間程度にまで短くなり、夏はほぼ白夜になる。知識としてそれを知っていても、実際にどのような感じなのかは想像するより、写真を見た方が分かりやすいよね。

たとえば、下の3枚は日照が最短よりも少し長くなった季節の写真。日の出が午前10時過ぎで、日の入りが16時頃だ。朝目覚めて、午前10時になっても周囲が暗いのは、日本人には仰天だろう。

2021年1月6日10時17分 日の出前
2021年1月5日12時45分 太陽がほぼ一番高く上った状態
2021年1月21日16時15分 日の入り

これが夏になるとやたら日照だらけになるので、「へ〜」っと少し驚いてもらえそうな時間帯を狙って撮っている(つもり)。

ちなみに、パノラマは全てiPhoneの撮影で、色には一切手を加えていない。寝ぼけて撮っている時もあるので、平行(地平線)だけは修正していることが多い。

それからこのベランダは南西向きで日照に恵まれ、見晴らしもよく、とても気に入っている。上階だけどエレベーターがないのは、足腰が鍛えられるとポジティブ思考で納得してるし、家賃が高いのはどうしようもないため、見晴らし代金が入ってる分お安いと考えることにしている。

2021年6月5日2時12分 夜中の2時を過ぎて雲に覆われていてもこの明るさ
2021年6月6日20時34分 この時はラッキーにも半円の虹を撮ることができた

定点を投稿し始めた当初はハッシュタグにしておらず、[ゆる定点パノラマ]としていた。なのに、検索は「アイスランドゆる定点」じゃないと出てこないという不思議。なぜ?以前までさかのぼって見たい方は、ぜひそんな感じで検索してほしい。

このベランダは単に見晴らしがいいだけではなく、レイキャビクのシンボルであるハトグリムス教会やペルトランをはじめ、周囲の山々、レイキャビク空港、大統領官邸など、いろいろな場所を見渡せる。火山噴火が見えていた時期もあった。拡大しないと判別できない場所が多いけれど、逆に言えば拡大すれば、かなりレイキャビクの見所が写っている!

2020年5月25日20時59分撮影 二重の虹なので狙って撮ったパノラマは今回アイキャッチに使用

ツイッターは基本的にアイスランドの話題に絞っている。とはいえ、やはり気になることは気になるし(選挙とかね)、そんな思いも発信したいので、アイスランド情報だけを知りたいフォロワーにしてみれば、うっざ〜という話も書いているとも思う。で、そのうっざ〜を避けて、1日に一回、ないし数日に一回程度、アイスランド(というかレイキャビク)の様子だけを覗きたい人は、ぜひ時々この「#アイスランドゆる定点パノラマ」をどうぞ。

毎日話のツイートを追ってくださっている方々も、時々検索してズラズラっと表示することをおすすめ(私も時々やる!)。なかなか壮観かと。


2021年10月31日追記。太陽フレアの影響で地球の磁場にぶつかり強いオーロラが発生。昨日は定点から素晴らしいオーロラが見えたので、ここにお裾分けしておきますね。写真技術ゼロなので、雰囲気だけどうぞ!

小倉悠加(おぐら・ゆうか):東京生まれ。上智大学外国語学部卒。アイスランド政府外郭団体UTON公認アイスランド音楽大使。一言で表せる肩書きがなく、メディアコーディネーター、コラムニスト、翻訳家、カーペンターズ研究家等を仕事に応じて使い分けている。アイスランドとの出会いは2003年。アイスランド専門音楽レーベル・ショップを設立。独自企画のアイスランドツアーを10年以上催行。当地の音楽シーン、自然環境、性差別が少ないことに魅了され、子育て後に拠点を移す。好きなのは旅行、食べ歩き、編み物。自己紹介コラムはこちら

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