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こちらアイスランド(102)ビール好き必読!サンタも踊るクリスマス・ビール10選〜小倉悠加

クリスマス・ビールの季節がやってきた。クラフトビールはブームを過ぎてしっかりとビール好きの間に定着した。今年も各マイクロ醸造所から続々とユニークなクリスマス・ビールが送り出されている。

商品の名称やラベルも趣向を凝らし、それぞれに特徴があって楽しい。味にも一捻り入れてある。それを微に入り細に入りしてお伝えするほどビール好きではないため、カタログ的な感じでのレポート。

10銘柄溜まったので、クリスマスには少し早いけれど第一弾としてお届けしますね。どこまで続くかは、購入してくる彼次第。ちなみにアイスランドではビールは安くても一本400-500円。こういった少し変わり種のビールはもう少しお値段が張る。だいたい700-800円が相場かと。アルコール度が高ければ高いほど税率も高くなるため、アルコール度10%を超えるビールは千円以上を覚悟。「クリスマスだからいいじゃん」という輩の気持ちが分からないでもないけれど・・・。

以下は順位ではなく、飲んだ順!

名称: VETRAR ÆVINTÝRI

アルコール度:7%

醸造所:Framleitt af Íslensk Hollusta
    www.ognatura.com

サワー、白濁系でフルーティーな香りが喉越しにうれしい。原料として水、bygg humlar, gerとしか書かれておらず、結構素性がわからない。この会社は近年ジンも醸造している。以前からアイスランドの野草を扱っていた会社なので、そういった素材を駆使したビールがこれから登場しそうな予感。

名称:Einbockstök Icelandic Doppelbock

アルコール度:6.7%

醸造所:Einstök Ölgerd
    einstokbeer.com

大手醸造所のクリスマス期限定ビール。ここ数年、売り出しと共に売り切れになる。トナカイの鼻が赤いのが分かるかな?
麦芽を使い、チョコレートのトーンを出したクリスマスらしい味わい。イギリスにも輸出している。レストラン等で大手ビールしか置いていない時、私はGullやVikingよりもこのEinstökブランドを選ぶ。

名称:ÞEIÐI Í JÓLUM
   bergian tripel

アルコール度:8,5%

醸造所:Bölgerdin ehf.
    https://www.bol.is/

背後にキャンドルを置くとピンク色のように見えるきれいな色のビール。大麦、小麦のモルト入りで、少し甘いのが特徴。材料にデキストロース(ブドウ糖)と書いてある分甘いのかもしれない。アルコール度が思いのほか高く、結構美味しい。クリスマスの雰囲気を引きずる「クリスマスから三日目」ビール。

名称:HALTÁ JÓLA KETTI

アルコール度:5,5%

醸造所:Smiðjan Brugghús
    https://smidjanbrugghus.is/

数年前、ミルクシェイクIPAを知って以来、私はミルクシェイク派だ。乳糖入りということらしい。オレンジっぽい香りのあるホップでフルーティ。ビターな感じも強く、ガツンとした味わい。クリスマス・キャットのラベルが目を引く。この醸造所はVíkという街にあり、Víkに宿泊する際にはここでビールの試飲をするのが定番。

名称:SVÖRT JÓL
Chocolate milk stout

アルコール度:7.0%

醸造所:Bölgerdin ehf.
    https://www.bol.is/

「クリスマスから三日目」ビールと同じ醸造所の黒ビール。名称はホワイト・クリスマスならぬ「ブラック・クリスマス」。チョコと言われればチョコ風味かな。濃厚なミルク系ビールは癖になる。

名称:SANTA’S BLUE BALLS

アルコール度:4.7%

醸造所:Smiðjan Brugghús
    https://smidjanbrugghus.is/

「HALTÁ JÓLA KETTI」と同じ醸造所からのクリスマス・サンタのビール。ブルーベリー入りで、見た目も爽やかなブルーベリー色。味も期待を裏切らず、嫌味のないブルーベリーの香りがアイスランドの夏を呼び起こす。「XXX」、「ダウンロード中」とラベルにあるのは、もしやこのサンタの下半身が裸とか?というような、他愛のない話の種も提供してくれそうだ。

名称:Leppur stout

アルコール度:6.3%

醸造所:Brother’s Brewery
    https://tbb.is/

クラフト・ビールの先駆者のひとつであるウエストマン諸島のマイクロ醸造所製。「レップル」は山姥グリーラの子供、13人のクリスマス・ピープルのひとり。トロリとした味わいのダークなスタウト。こってりとした肉料理に合いそう。

名称:JÓLABÓNDI

アルコール度:6.0%

醸造所:Viking Brugghús

「クリスマス農夫」という名前のビール。ホップの苦味とフルーティーな香りが特徴の典型的なIPA。特にどこがクリスマス的なのか私には分からないけど、美味しくいただいた。大手ビール会社なのにサイトを見つけられなかった。VIKINGはヴァイキングではなく、ヴィーキングと発音する。

名称:HURÐASKELLIR nr.54   Imperial Porter

アルコール度:11.5%

醸造所:Borg Brugghús
borgbrugghus.is


名称の「Hurðaskellir」は13人のサンタのひとりで、ドアをバタンバタンと叩く彼のことだ。こっくりと濃厚な黒キャラメルの味わい。ライ麦ウイスキー樽で寝かせたこのビールのアルコール度は高く、甘いデザートビール的な存在。ボルグは大手醸造所で、平均的にとてもいいビールを提供してくれる。

名称:HÓHÓHÓLÍSJITT
Pastry Stout

アルコール度:8.8%

醸造所:Ægir Brugghús

基本的にはチョコレート的なスタウト。ペストリー・スタウトって何だ?ココアニブスやオレンジ・ジュースが原料として記載されているのでその関係か?特にペストリーという感じの味は感じない。名称はホホホホーリーシィトと読む。どういう意味かはわかるよね?!

小倉悠加(おぐらゆうか):東京生まれ。上智大学外国語学部卒。アイスランド政府外郭団体UTON公認アイスランド音楽大使。一言で表せる肩書きがなく、メディアコーディネーター、コラムニスト、翻訳家、カーペンターズ研究家等を仕事に応じて使い分けている。アイスランドとの出会いは2003年。アイスランド専門音楽レーベル・ショップを設立。独自企画のアイスランドツアーを10年以上催行。当地の音楽シーン、自然環境、性差別が少ないことに魅了され、子育て後に拠点を移す。好きなのは旅行、食べ歩き、編み物。

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