政治を斬る!

こちらアイスランド(119)は3年目に突入!氷の世界へ誘うサメタイの癒しの場はこちら〜小倉悠加

「こちらアイスランド」は119回目の今回で、3年目に突入した。2周年記念ということになる。このコラムの一覧表を数ヶ月ぶりに見て初めてそのことに気づいた。

サメタイ読者のみなさま、丸2年間ありがとうございます。憤りを禁じ得ないニュースが多い中、息抜きの清涼剤の役割を果たすべく、爽やかな空気が感じられるコラムを目指しますね。引き続き、どうぞよろしくお願いします。

サメタイの心の癒しの場として、これからも「こちらアイスランド」をどうぞよろしく💖

ということで、ここからは通常運転。

通常運転といえば、ここのところ週末の天気がいいので、ドライブに精を出し始めた。主要道は何度も走ったし、幹線道もほぼ制覇。いまや人が知らない道を探求するのが趣味のようになってきた。

今回はアイスランドという国名にもちなんだ、氷の世界をお届けしたい。

国名に氷がつくわりには比較的に温暖なアイスランド。特にレイキャビクは近くにメキシコ暖流が流れている関係で、冬の平均気温は0度程度で、氷点下数十度の極寒の地では決してない。

今年の3月に入り一旦は5月の陽気のように気温が二桁に近づいていたが、その後急に気温が下がった。日中の気温が零下になったとしても、普通はさほどの数字ではないのに、今年の3月は違った。日中でも堂々とマイナス10度、15度という日が続いた。もー寒くて寒くて、「アイスランド人もびっくりの氷の寒さ!」とアイスランド人が苦笑していた。

これは秘境ハンターにとって何を意味するのか?!(自分でテキトーに秘境ハンターにしました)

ズバリ、道路が安定している!

え、滑るんじゃないの?と思うかもしれませんね。滑ることも当然あるけれど、あまりにも寒くて氷が溶けないため、意外にも安定している。春の雪解け時は、ぬかるみを走ることができない場所も、凍っていえれば走ることができる。川も同じで、川の水が厚く凍っていれば、車は水量や水深を考える必要なく渡ることができる。これ、本当。

我が家の考え方では、極寒とはズバリ、滝が凍る。凍った滝と凍っていない滝では、凍った時の方が断然魅力的な滝がある。滝ではなく滴り落ちる水程度でも、凍った方が景色がいい。

例えばここ。夏と冬では同じ滝に見えないところも多い。ここなどはその典型かもしれない。ここはHvalfjörður(くじら湾)の一番奥にある。けれど秘境ではなく、夏は単に見えにくいだけ。幹線道から50メートルも離れていないと思われる場所に駐車場があり、そこから徒歩3分で滝に到達できる。超お手軽!なのに誰も行かないのは、夏になると滝なのか滝ではないのかよく見ないと分からないからなのか?

湾は海なので、凍らないのかと思うとそうでもない。もちろん、川の水が流れ出るところは、淡水なので凍りやすい。でも、川の水がそこまでなくとも、極地でなくても、こうして広範囲に凍ることもあるという事実を、この日に知った。・・・・とはいえ、アイスランドはかなり極地に近いか・・・。

くじら湾ではもう一箇所、冬でこそ楽しい場所がある。春夏は水がしたたり落ちている程度なのでその存在さえ見えないような場所だ。けれど、凍ればこの通り!

便利なことに、この正面に駐車ができる場所がある。幹線道路沿いとはいえ、交通量は少ないので、道路を渡って山の側へ行けば、ここまで登るのに5分とかからない。

写真でわかる通り、滴り落ちる水が凍ったつららの後ろ側には、少しだけ入り込めるスペースがある。アイキャッチにしたのも、ここでの写真だ。

彼は以前から、Giljafossの凍った姿を見たいと言っていた。冬の間ドライブに出かける際に大切なのは(冬に限らずいつでもそうだとはいえ)、天気!それも風が大敵なのだ。お日様が顔を出していたという意味で天気がいい日はあったが、風がある日は敬遠してきたため、レイキャビクから 1-2時間で行ける範囲なのに、ずっと行く機会がなかった。

そして到達したGiljafossがここ。

ツイートの日本語がわかりにくくてごめん。凍っていない時は、滝の水が流れ落ちる間にある岩盤の上に乗ることができて、それが特に楽しい滝だった。その岩盤も凍っているため、この状態では危なすぎて岩盤の上に行くのは事故の元になる。ここは夏に来て、滝の水が落ちていくのをその間の岩盤に座りながら見るのが醍醐味と見た。

同じような写真ばかりで飽きてきたかな?

上記の滝から10分も走らない場所で見つけた以下のツイートの滝は、可憐な感じでとても好きだった。冬は凍りすぎると滝の流れが一切見えなくなるということを知った。

一言で滝が凍ると書いているけれど、どの程度まで凍るかにより、魅力の度合いが変わることを、ここでは逆の意味で知った。小さな滝は凍った方が大きく見えていい感じになると思っていたけれど、ここまで氷に覆われると滝だということさえ分からない。

凍るといっても塩梅が難しい。・・・というのは人間の勝手な考えにすぎないけど、ね。

この話題、ネタはまだまだたくさんあるので、気になる方は私のツイッターをフォローすると、かなり頻繁に投稿してます。インスタはその場から動画を送ることが多いので、興味あれば併せてどうぞ。

小倉悠加(おぐらゆうか):東京生まれ。上智大学外国語学部卒。メディアコーディネーター、コラムニスト、翻訳家、ツアー企画ガイド等をしている。独自企画のアイスランドツアーを10年以上催行。当地の音楽シーン、自然環境、性差別が少ないことに魅了され、子育て後に拠点を移す。好きなのは旅行、食べ歩き、編み物。

筆者同盟の最新記事8件