政治とマスコミを斬る
SAMEJIMA TIMESは無料公開にこだわります。皆様のあたたかいご支援をお願いいたします。講演・執筆・寄付等募集中!

こちらアイスランド(54)日本はご飯パラダイス!おっいし〜小倉悠加

前回はひたすらマスク浦島物語を書いたけど、今回は「ご・は・ん」について。日本はご飯パラダイス!

マスク集団を横目に私が熱狂するのはカラフルでおいしそうな食べ物の群れ。それも街中のあちこちに溢れている。その上にお手頃価格って驚異的!アイスランド価格が高すぎるのか、日本が安すぎるのか。とにかく日本の食品の種類の豊富さとお手頃の価格には驚くばかりだ。

帰国後の2週間自主隔離は、ごく真面目に協力した。隔離が明けるとすぐに両親のいる実家へ行ったため、最初の3週間は小さな商店街にさえ出向くことなく過ごした。その間、使ったスーパーは二軒で、自宅から徒歩2分の小型スーパーと、実家の近くにある中型の郊外スーパー。かつての私であれば、どちらもごくありふれた品揃えしかないと鼻であしらったであろうレベルの店舗だ。

ところが、2年間のブランクが私を謙虚にさせたのか、スーパーの風下のそれも末席にしか置けないと思っていた近所のスーパーに、小松菜があり、ネギがあり、ゴボウがあり、ほうれん草があるというだけで、私の心はトロントロンに溶けた。葉物があるだけで高得点!その上、きのこも数種類あるし、値段も1パック100円ちょっと。あぁ、パラダイスだ〜〜。

実家の近くの中型スーパーに至っては、パック入りの寿司も刺身も生牡蠣も魚の干物も、あれもこれも、な〜〜んでもある!そのスーパーには夢のような品揃えの酒コーナーもあり、アイスランドであれば5千円は下らないウィスキーがたったの1700円(涙)。それほど飲みたくない酒も、飲まなきゃ損と思わせる。

そして何よりもサクサクと美味しいお煎餅。高級煎餅よりも、スーパーで安売りされてる一袋200円くらいのお煎餅が楽しくて好きだ。いわんやもち米を使ったおかき!そしてお茶!アイスランドでは紅茶コーヒーの専門店が、煎茶を扱っているが、アホ高いのに美味しくない。緑茶もほうじ茶も、日本で買ったものが一番いい。

品揃えが疑問の都会の小規模スーパーも、郊外の垢抜けない中型スーパーも、日本が2年ぶりの私には、異様なほどパラダイスとあいなった。けれど、こんなのは序の口だ。私は日本をよく知っている。日本の食料関係がこんなものではないことを。

そうするうちにやっと「お〜、これこれ!これだ!」と思うことができたのが、上野駅構内にある食品街。上野名物のパンダ菓子やケーキから、弁当各種、洋風おそうざい、揚げ物専門店、サラダ各種、クッキーやプリンなどの専門店あり、計り売りパック売りありで、よ〜りどりみどり!

上野駅には全国の駅弁を集めた店がある。地方の味を楽しめる貴重な存在なので、そこも健在でよかった。コロナで消えていたらどうしようと、少し心配をしていた。

そんなにぎにぎしい日本の食品売り場は2年ぶり。アホみたいに高揚した面持ちであれこれを見てまわった。彼にビデオ電話を通じて売り場を一周して見せたりして、完全にお上りさん。アウェーからの人(笑)。ちなみに私は渋谷生まれで、本来は都会のど真ん中民。都会に生まれたせいか都会に興味がなく、小さい頃から都会を出たいと思っていたことは、以前にも書いたかと思う。

大学時代は上野駅で乗り換え、実家へ行く時は必ず上野で乗り換え、勝手知ったる上野駅ではあるけれど、こうしてみると、やっぱり凄い。いわんや紀伊國屋だ。ちょこちょこと、いかにも「美味しゅうございます」という風情のものがわんさか。それも紀伊國屋だからこその品揃えで、他の店では見ない地方の名産品や、ヨーロッパの海外食材も。「美味しいよ、買っていけば?!」と美しいパッケージからの声を聞きつつ、「見るだけ〜」を貫くことができたのは、既に荷物が多かったのと、私の庭である横浜地下街を見たかったから!

横浜に引っ越したのは1990年ごろで、かれこれ30年も前のことになる。その頃から見守ってきた横浜西口だ。前回の帰国であった2019年12月までには、既に西口からダイヤモンド地下街への直通路ができていたが、その後どう発展したかに興味津々だ。

—という話は来週に。こんな中途半端なところで止める予定はなかったものの、パソコン(Macbook pro)の入院が決定し、キーボードの無い端末からの入力がひどく不得意なため、ごめん、ゴメン。