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こちらアイスランド(24)夏休み、アイスランドの自然紹介③〜小倉悠加

今年の夏は寒い。いや、去年が暖かすぎたのかもしれない。今年の夏は雨降りの日が多く、せっかく日照が長くても、それをたっぷり楽しむ郊外ドライブへ出る機会が少なすぎる。

アイスランド人は太陽の光に貪欲だ。気温が高く(15度もあれば十分)、風も穏やかで、太陽が輝いていれば、会社や公共機関の臨時休業も問わない。そんな天気のいい日に室内で仕事をしたところで、効率はガタ落ちどころか、ミスが増えるのがオチだ。みんな外に出て、太陽を楽しみたくて仕方がない。店舗やクリニックが臨時休業になったところで、社会問題にはならない。本当に問題にならない。

人生で一番大切なのは日向ぼっこだ!

なので、「天気がよさそうだから水曜日、休暇を取った」と彼から言われた時、驚きはしなかった。けれど、私の仕事の予定が狂うので、困った困った・・・。

その時に行ったコースを今回はご紹介したい。要はHaifoss→Gjainの2カ所だけ!もちろんレイキャビクから日帰りできる範囲。

それでは出発。朝は遅めで11時になっていた。

コッペパン型の雲がかわいらしい。ヘクラ山の頂上まで見えている。いい天気の証拠!
アイスランドの盛夏は黄色い花で彩られる。それがタンポポであったり、ソーレイという花であったり。

レイキャビクからハイフォス(正確にはハゥイフォス)まで約140キロ、片道2時間の道のりだ。四駆専用道という表示はないけれど、途中からは未舗装道になるため四駆の方が安全。

ハイフォスは落差128メートル。小さい方の滝はGranni(グランニ)という名前。

駐車場から滝が見える場所まではほんの数分しかかからない。先を急ぐのであれば、この場所で眺めて見るだけでもいいかもしれない。下の写真は二つの滝を上から見たところ。ラッキーだったのは、ちょうど滝に太陽が当たっていて、とても濃い虹が出ていたこと。カメラワークが素人なのは、毎回ご愛嬌でごめんね。

とりあえず滝を見て、別の角度から眺めようかと歩き始めると、親しいカメラマンに遭遇。彼から「小一時間で滝壺のところまで行ける。渓谷を下から見上げるのもいいよ〜」とそそのかされ(?)、渓谷への道を進むことにした。ハイキングコースといっても、足場の悪いところも多いので要注意の場合が多い。

ハイキング道は見えているけれど、わかんないよね・・・。悪路ではなかったけれど、足腰に自信がない向きには勧められない。

途中、写真を撮りながらなので所要時間は小一時間。ささっと歩けば40分程度の道のりかと思う。Haifossの前には雪の塊が残っていて、UFOが落ちてるような感じだった(この写真だとそんな感じには見えないかなぁ)。

滝の前まで歩み寄り、水飛沫を浴びながらの128メートルの落差見学はさすが迫力がある。こういう滝は結構見てるので、滝自体は珍しくないけれど、とても面白かったのが周囲の地層!

ここでの虹があちこちに見えている。黒い塊のようなものは、雪の残り。上の黒っぽいのは、風等で運ばれてきた土だと思う。

地質学者であれば狂喜乱舞ではないだろうか。起伏の激しい地形と個性的な表情の地層。色も模様もさまざまで、ド素人の私でも面白いと思うし、何が原因でそうなるのかの説明を聞くことができれば、もっと楽しいに違いないと思った。ちなみに、下の写真以上は進むのが大変そうだったので、お隣のグランニまでは見に行かなかった。でもここまでで充分。

渓谷はまだ続くけれど、上り坂が続く帰路のことも考え、無理して進むのはやめた。

Haifossを下から見た動画もどうぞ。上から見た時の動画よりも風が少ないのは谷間だから。アイスランドは強風の国なので、風の強い日は観光に向かないことも覚えておいた方がいい。とはいえ、日本からはるばる来るとなると、天候の選り好みはしてられないかーー。

今回はHaifossとGjainをご紹介するつもりが、写真の数が思いの外多くなってしまったので、二回に分けますね。続きは次回のお楽しみということで!

もしもアイスランドに来ることがあり、自分で計画してドライブを楽しみたいという人は、真似するのが断然お得。ドライブコースの地図はICELANDiaサロン内でお裾分けしているので、興味ある方はぜひご参加を!

小倉悠加(おぐら・ゆうか):東京生まれ。上智大学外国語学部卒。アイスランド政府外郭団体UTON公認アイスランド音楽大使。一言で表せる肩書きがなく、アイスランド在住メディアコーディネーター、コラムニスト、翻訳家、カーペンターズ研究家等を仕事に応じて使い分けている。アイスランドとの出会いは2003年。アイスランド専門音楽レーベル・ショップを設立。独自企画のアイスランドツアーを10年以上催行。アイスランドと日本の文化の架け橋として現地新聞に大きく取り上げられる存在に。当地の音楽シーン、自然環境、性差別が少ないことに魅了され、子育て後に拠点を移す。好きなのは旅行、食べ歩き、編み物。

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