※この連載はSAMEJIMA TIMESの筆者同盟に参加するハンドルネーム「憲法9条変えさせないよ」さんが執筆しています。
<目次>
1.「WBCの法則」が的中した衆院選結果
2.「勝ちに不思議な勝ちあり」の立憲民主党
3.「負けに不思議な負けなし」の日本共産党
4.「決戦は参院選」の社会民主党
5.あと1議席で「大躍進」だったれいわ新選組
1.「WBCの法則」が的中した衆院選結果
10月27日に投開票が行われた衆院選の結果を振り返るにあたり、まずは野球のWBCにおける日本チームの戦績と、その直後に実施された国政選挙の選挙結果のまとめを見てみましょう。
WBC | 開催年 | 日本チーム戦績 | 直後の国政選挙 | 選挙結果 |
第1回大会 | 2006年 | 優勝 | 2007年参院選 | 自民党惨敗 |
第2回大会 | 2009年 | 優勝 | 2009年衆院選 | 自民党惨敗 |
第3回大会 | 2013年 | 準決勝敗退 | 2014年衆院選 | 自民党圧勝 |
第4回大会 | 2017年 | 準決勝敗退 | 2017年衆院選 | 自民党圧勝 |
第5回大会 | 2023年 | 優勝 | 2024年衆院選 | 自民党惨敗 |
「WBCで日本が優勝すると、その直後に行われる国政選挙で自民党が惨敗する」という「WBCの法則」の存在を2023年の時点で指摘していましたが、今回の選挙結果は、まさにその法則が的中し、自民党は選挙前の247議席から191議席へ、なんと56議席も議席を減らす惨敗を喫しました。
自民党がこれだけ議席を減らしたのは、もともと「裏金問題」で支持率が落ちていたのに加えて、選挙戦終盤にしんぶん赤旗が「裏公認料2000万円問題」をスクープし、これが「#私にも2000万下さい」のハッシュタグでSNS上に拡散されてトレンドとなり、「自民党にNO!」という国民世論が盛り上がったためだと考えられます。
2.「勝ちに不思議な勝ちあり」の立憲民主党
立憲民主党は、選挙前の98議席から148議席へ、50議席も(割合で言えば51%も)議席を増やし、衆院選で「勝利」しました。
議席の内訳を見ると、小選挙区で前回57議席から今回104議席、比例区で前回39議席から今回44議席といずれも大幅ないし堅調な増加を示しており、今回の衆院選の選挙対策が非常に上手くいったかのように見えます。
ところが、総務省が発表した得票数の推移を見てみると、内容的には手放しで喜べず、「勝ちに不思議な勝ちあり」としか言いようがない、非常に危うい基盤に依って立つものであったことが分かります。
立憲民主党 (小選挙区) | 立憲民主党 (比例区) | 自由民主党 (小選挙区) | 自由民主党 (比例区) | |
2024年衆院選 | 15,740,860.279 | 11,565,122.620 | 20,867,762.299 | 14,582,690 |
2021年衆院選 | 17,215,621.450 | 11,492,094.722 | 27,626,235.498 | 19,914,883 |
増減 | -1,474,761.171 | 73,027.898 | -6,758,473.199 | -5,332,193 |
増減率 | -8.57 | +0.64 | -24.46 | -26.77 |
按分がある影響で上記の表には「.」(小数点)がありますので、桁数に注意しながら表をご覧いただきたいのですが、立憲民主党は小選挙区で前回の衆院選と比べて147万票も得票を減らしており、共産党やれいわ新選組などとの間の「野党共闘」が成立しなかったことを考慮に入れても、やはり立憲民主党の小選挙区での得票数は、2021年の衆院選の時に比べて減少しています。(立憲民主党の得票減▲1,474,761.171+日本共産党の得票増1,056,175.959+れいわ新選組の得票増177,165.111=▲241,420.101)
つまり、2024年の「野田立憲」は、2021年の「枝野立憲」よりも、実際の人気の面で劣っていたのです。
また、「立憲民主党の比例区での得票数が前回と比べて微増だった」という話も、私個人の意見では、実質的な内容を考えると、これは非常に怪しいのではないかと思っています。
それは、立憲民主党の比例区での得票には、「民主党」と書かれた票の按分が混じっているからです。
「民主党」と書かれた票には、①「『立憲民主党』に投票するつもりで略称の『民主党』と書いたら不本意にも『国民民主党』と按分されてしまった」ものと、②「『立憲民主党』と『国民民主党』を両方応援するために最初から按分を承知で(労働組合の関係者などが)『民主党』と書いた」ものと、③「『国民民主党』に投票するつもりで略称の『民主党』と書いたら不本意にも『立憲民主党』と按分されてしまった」ものの3種類の票があると考えられます。
前回の2021年の状況であれば、①の「『立憲民主党』に投票するつもりで略称の『民主党』と書いたら不本意にも『国民民主党』と按分されてしまった」ものが多く、立憲民主党の方が票の按分で損をしているのではないかと思いますが、今回の選挙での「国民民主党」の人気ぶりを考えると、今回は③の「『国民民主党』に投票するつもりで略称の『民主党』と書いたら不本意にも『立憲民主党』と按分されてしまった」もののボリュームがかなり多く、国民民主党の人気に「民主党」の略称でタダ乗りする形で「立憲民主党」の比例区での得票数が嵩上げされているのではないでしょうか。
もし、そうだとすると、実質的には比例区の得票数も前回と比べて減少していたのではないかというふうに考えられます。
自民党の得票数が小選挙区で▲24.46%、比例区で▲26.77%といずれも「激減」したのに比べると、立憲民主党の得票数の減少はいずれも「小幅減」にとどまっていますが、むしろこれだけ自民党の人気が落ちている状況で野党第一党の立憲民主党の得票が増えずに自民党と一緒に得票を減らしてしまっているのは、おそらく立憲民主党の関係者が認識できている範囲を超えて、かなり深刻な事態に陥っているのではないかとさえ思います。
立憲民主党の今回の「勝利」は、自民党の「自滅」による「勝ちに不思議な勝ちあり」の典型例であり、見た目の「勝利」に喜んでいると、今後、痛烈なしっぺ返しを食うのではないでしょうか。
3.「負けに不思議な負けなし」の日本共産党
今回の衆院選で与党が大きく議席を減らし、野党が大きく議席を増やすことになった最大の立役者は、日本共産党の機関紙「しんぶん赤旗」でした。
しんぶん赤旗は多くの有権者から称賛を得たものの、肝心の日本共産党は、選挙前の10議席から8議席へ、2議席(割合で言えば20%)議席を減らし、衆院選で敗北しました。
議席の内訳を見ると、小選挙区では沖縄1区で赤嶺政賢さんが「宝の議席」を死守して改選の1議席を維持したものの、比例区で前回9議席から今回7議席と議席を減らし、手痛い敗北となりました。
日本共産党 (小選挙区) | 日本共産党 (比例区) | 日本維新の会 (小選挙区) | 日本維新の会 (比例区) | |
2024年衆院選 | 3,695,806.959 | 3,362,966 | 6,048,103.652 | 5,105,127 |
2021年衆院選 | 2,639,631 | 4,166,076 | 4,802,793 | 8,050,830 |
増減 | 1,056,175.959 | -803,110 | 1,245,310.652 | -2,945,703 |
増減率 | +40.01 | -19.28 | +25.93 | -36.59 |
日本共産党と、日本維新の会は、ともに今回の衆院選で小選挙区への候補者の擁立数を大幅に増やし、小選挙区では前回の衆院選に比べて大きく得票を伸ばしたのですが、逆に比例区では大幅に得票を減らし、全体としては議席を減らす結果となりました。
日本共産党が小選挙区では「オール沖縄」の沖縄1区のみでの勝利にとどまったのに対し、日本維新の会は大阪の小選挙区で躍進したうえに大阪以外の小選挙区でも議席を獲得できたため、日本共産党は全体で10議席から8議席への20%減、日本維新の会は全体で44議席から38議席への14%減という結果となり、どちらも退潮傾向ではあるものの、日本維新の会のほうが議席の減少割合は軽微にとどまりました。
日本維新の会が比例区で大きく得票を減らしたのは(大阪の)「万博問題」と(兵庫の)「斎藤知事問題」が原因だと考えられますが、日本共産党が比例区で得票を減らしたのは、やはり「松竹問題」と「神谷問題」(紙屋問題)の影響があったと考えざるを得ないのではないでしょうか。
また、志位和夫さんから田村智子さんへの委員長の交代があったにもかかわらず、実態としては書記局長の小池晃さんや議長となった志位和夫さんが前に出過ぎる状況が続いており、「刷新感」を感じづらかったことも影響しているのではないかと思います。
街にある共産党の掲示板に「志位和夫議長欧州歴訪」のポスターが貼られているのを衆院選の期間中に何度も目にしましたが、これがもし「吉田紋華&田村智子2連ポスター」に貼り変わっていたとしたならば、有権者の共産党を見る目も、かなり変わっていたのではないでしょうか。
また、政策の「魅せ方」もよくなかったと思います。
今回の衆院選で人気が爆発した国民民主党が「手取りを増やす」をスローガンにしたのに対し、日本共産党は「1日7時間労働」という公約を掲げました。
いま実際に働いている多くの労働者の実感としては、「労働時間が多少増えてもいいから、とにかく収入や手取りを増やしたい」という意識が強いと思います。
特に、非正規労働者の中には、「ダブルワーク」や「トリプルワーク」で働いている人も少なくないわけで、そのようにして自ら進んで長時間働いて収入を増やそうとしている人からすれば、「『7時間労働』とか、なに寝ぼけたこと言ってんだ!」という気分になるでしょう。
これでは、共産党に対して支持が集まるわけがありません。
苦境にある日本共産党に対して、(毎度のことではありますが)「支持者ではないが共産党を応援している」という人々やリベラル系の知識人などから、「党名の変更を検討すべき」とか「政党交付金を受け取るべき」といった提言があがってきています。
しかし、これも毎度のことではありますが、これらの提言が聞き入れられることは、おそらくないでしょう。
私も懲りずに共産党に対して提言するとすれば、「『党名』は変えずに『略称』を変える」という方向性を唱えたいと思います。
参院選の場合には比例区で候補者名を書くことができますが、衆院選の場合には比例区はどうしても政党名を書く必要があります。
その際に「日本共産党」あるいは「共産」と書くのは、「支持者ではないが共産党を応援している」という人にとっては、かなりハードルが高い投票行動になります。
日本共産党の人たちが「『日本共産党』は『ソビエト連邦共産党』や『中国共産党』とは全く違います」といくら言ってみたところで、やはり「共産党」という名前を見てしまうと「崩壊した社会主義のソビエト連邦共産党」とか「強権的な中国共産党」のイメージが連想されてしまうので、そのハードルは、共産党員の方々が考えられているよりも、かなり険しいものがあると言わざるを得ません。
以前、私はSAMEJIMA TIMES上で「略称を『共産』ではなく『日本』にしたらどうか」という提案をしたことがありますが、この提案には失笑しか返ってきませんでしたので、新たな提案です。
「日本共産党」は、略称を「共さん」にする
どうでしょう。
なんか「資さんうどん」みたいで、親しみが感じられるようになりませんか?
私としては極めて真面目に考えているつもりですが、この提案も、どうやら失笑モノになりそうなので、私からの提案はここまでにして、共産党の支持者の方が作った動画をご紹介して、日本共産党のみなさまへのエールとさせていただきたいと思います。
4.「決戦は参院選」の社会民主党
社会民主党は、前回も今回も比例区では議席を得られなかったものの、小選挙区では沖縄2区で新垣邦男さんが「オール沖縄」の議席を死守して1議席を獲得し、全体で1議席の改選議席を守りました。
社会民主党 (小選挙区) | 社会民主党 (比例区) | 公明党 (小選挙区) | 公明党 (比例区) | |
2024年衆院選 | 283,287.429 | 934,598 | 730,401 | 5,964,415 |
2021年衆院選 | 313,193 | 1,018,588 | 872,931 | 7,114,282 |
増減 | -29,905.571 | -83,990 | -142,530 | -1,149,867 |
増減率 | -9.55 | -8.25 | -16.33 | -16.16 |
これは、与党の自由民主党や公明党にも、野党の日本共産党や社会民主党にも共通して言えることですが、長い歴史を持つ老舗政党は全て「支持者の高齢化」に苦しんでおり、今回の衆院選では、4党とも比例区での得票を減らしています。
衆院選に関するニュース動画の解説を聞いていて「なるほど」と思ったのは、「高齢化で1人の支持者が亡くなることは、単に1票減るという話ではなくて、その周辺にある10票あるいは20票が減ってしまうことになる。もしその人が選挙運動におけるキーマンだった場合には、一気に50票とか100票が消えてしまうことになる。」という話です。
そういった意味では、自民、公明、共産、社民の老舗4党は、これから「いばらの道」が待っているということになります。
得票数が減少し、党勢の衰えを隠せない社会民主党に対して、法政大学法学部教授の山口二郎さんは、立憲民主党との合流を奨める提言を行っています。
いずれにしても、2025年の参院選は、2022年の参院選の時と同じく、社会民主党にとって「党の存亡を賭けた闘い」となります。
仮に2025年の参院選が「参院選単独」だった場合には、基本的に自力で何とかするしかありません。
今度の参院選は、通常選挙の6人区に補欠選挙の1人が加わって合計7人が当選することになる東京選挙区が狙い目です。
ここに誰を候補者として擁立するかがポイントとなります。
あくまでも「外野の野次馬の目から見て」という話になりますが、政界引退した元八王子市議会議員の佐藤梓さんに政界復帰してもらって、東京選挙区から出馬してもらえるなら、社会民主党にも希望の光が見えてくるのではないでしょうか。
もし来年の参院選が「衆参同日選挙」になった場合には、思い切った動きをする手もあります。
まず、衆院選のほうは、小選挙区の沖縄2区と、比例九州ブロックのみに候補者を立てて、その他のエリアでは「立憲民主党を支持する」こととします。
そして、参院選のほうでは、東京選挙区と、それ以外の数箇所の選挙区に候補者を立てて、あとは参議院の全国比例にズラッと候補者を立てて、そのうえで、候補者を立てない選挙区はすべて「立憲民主党を支持する」こととし、立憲民主党の候補者のポスターに「比例は立憲民主党または社会民主党」と書いてもらうのです。
これは突飛に思われるかもしれませんが、自民党と公明党はすでにやっていることです。
衆院選の小選挙区の自民党候補者のポスターには、「比例は自民党または公明党」と書かれているケースが多くあります。
立憲民主党と社会民主党の間で、これと同じような提携関係を結ぶわけです。
「衆院選で2議席、参院選で2議席」を得るか、「衆院選で1議席、参院選で3議席」を得るかすれば、2022年の参院選で得た1議席と合わせて合計5議席で、「政党要件」を維持することができます。
あるいは、衆院選か参院選のどちらかで「得票率2%」を達成できれば「政党要件」を維持できることになりますので、それを目指して、党の存亡を賭けた次期参院選を戦い抜いてほしいと思います。
5.あと1議席で「大躍進」だったれいわ新選組
れいわ新選組は、前回も今回も小選挙区では議席を得られなかったものの、比例区では選挙前の3議席から9議席へ、6議席(割合で言えば200%)議席を増やし、衆院選で「躍進」を果たしました。
れいわ新選組代表の山本太郎さんが記者会見で悔しがっていましたが、あと1議席獲得できて2桁議席にまで到達することができていれば、本当に「大躍進」と言えるような内容でした。
れいわ新選組と、国民民主党は、今回の衆院選で小選挙区でも比例区でも前回の衆院選に比べて大きく得票を伸ばし、ともに「躍進」しました。
れいわ新選組 (小選挙区) | れいわ新選組 (比例区) | 国民民主党 (小選挙区) | 国民民主党 (比例区) | |
2024年衆院選 | 425,445.111 | 3,805,060 | 2,349,583.745 | 6,171,533.489 |
2021年衆院選 | 248,280 | 2,215,648 | 1,246,812 | 2,593,396.241 |
増減 | 177,165.111 | 1,589,412 | 1,102,771.745 | 3,578,137.248 |
増減率 | +71.36 | +71.74 | +88.45 | +137.97 |
れいわ新選組の各都道府県における得票の状況は、このようになっています。
また、れいわ新選組と日本維新の会を比較した場合に、日本維新の会は大阪およびその周辺などで圧倒的な強さを示しているものの、それ以外の地域ではれいわ新選組のほうが上回る状況を作り出すことができていることが、個人事業主さんのツイートから分かります。
2021年の衆院選では、山本太郎さんは「野党共闘」で積極的に他の野党の候補者の応援を行っていましたが、れいわ新選組の候補者に対しては他の野党の議員からの応援はなく、まったくの一方通行となっていました。
これに対して2024年の衆院選では、立憲民主党の国会議員がれいわ新選組の候補者の応援に入る場面があり、初めて「協力」と言える関係を築くことができました。
れいわ新選組と立憲民主党は、一見すると「ガチンコ」で戦っているように見えて、実はテーブルの下で「ヌルッ」と手を握って選挙区の住み分けを行っていて、れいわ新選組の現職議員がいる3つ選挙区では立憲民主党が候補者の擁立を見送る、または擁立を予定していた候補を取り下げるなどして、れいわ新選組の現職議員の再選を後押ししました。
また、日本維新の会の牙城である大阪の状況に目を転じると、2021年衆院選、2022年参院選に続く3度目の挑戦となる八幡愛さんは、過去の2回続けて落選の憂き目に遭ったものの、今回まさに「三度目の正直」で、衆議院議員に初当選を果たしました。
八幡愛さんの選挙区で選挙対策を担当した東大阪市議会議員のいとうゆうきさんは、「歩かせの鬼」、あるいは「鬼軍師」、「鬼軍曹」として選挙運動を引っ張っていたようで、今後「れいわの選挙の神様」とでも言える存在になる可能性を秘めているのではないかと思います。
一方、大阪のもう一人の候補者である大石晃子さんは、苦しい戦いが続いていました。
選挙戦終盤は、公明党の真似をして「鬼の形相」で追い込みをかけました。
その最終盤の戦いで、大石晃子さんは山本太郎さんに依頼をして「ナインさんパロディ動画」を作って投稿し、その動画が炎上してしまうという出来事がありました。
結果的には、ナインさん側は特にこれを問題視するようなことはなく、大石晃子さんは無事に再選を果たすことができました。
大石晃子さんは山本太郎さんから「衆議院一の嫌われ者」と呼ばれていて、これはあまりにかわいそうだと思うのですが、大石晃子さんは自らのことを「衆議院一かわいい議員」などと言っていて、これはこれで「盛りすぎ」だというふうに思います。
そこで、大石晃子さんのニックネームを考えてみたのですが、大石晃子さんは高校時代に「YAWARA!」に憧れて柔道部に所属していたのだそうで、その「YAWARA!」のアニメ主題歌が永井真理子さんの「ミラクル・ガール」なので、前回の衆院選で「最後の一枠」での当選を果たし、今回の衆院選でも逆境を跳ね返しての当選を果たした大石晃子さんを「れいわのミラクル・ガール」と呼ぶようにしてはどうでしょうか。
いずれにしても、大石晃子さん、櫛渕万里さん、八幡愛さんをはじめ、当選した9人のれいわ新選組の衆議院議員のみなさんの今後の活躍に心から期待したいと思います。
憲法9条変えさせないよ
プロ野球好きのただのオジサンが、冗談で「巨人ファーストの会」の話を「SAMEJIMA TIMES」にコメント投稿したことがきっかけで、ひょんなことから「筆者同盟」に加わることに。「憲法9条を次世代に」という一民間人の視点で、立憲野党とそれを支持するなかまたちに、叱咤激励と斬新な提案を届けます。