誰もが自力で発信できる時代。 その分、情報の洪水に押し流されてしまう時代。自分の作品をどう届けたらいいのか。アーティストやジャーナリスト、クリエイターを目指す人々にとって極めて重要な課題です。
インターネット時代が到来し、各界のお偉方やマスコミ界に認められなくても、自力で作品を世に発信し、多くの人々の賛同を直接得ることができれば、飛躍する道が開けました。
一方で、ライバルも急増し、激しい競争社会に身を置くことになりました。発信しても発信しても情報の海にのみこまれてかき消されてしまう。しかも下手な発信をすると、世の中の批判を直接浴びるというリスクも増大しています。
自力で発信するために必要な心構えとは? 不可欠な知識とは?
そんな問題意識から、マスメディアで働く人々が京都芸術大学の「情報学」講座で語った内容が一冊の本になりました。 『発信する人のためのメディア・リテラシー』(晶文社) です。
講座を担うのは、共同通信社でデジタルコンテンツ開発などを担当して著作権にも詳しい内田朋子さんと、フリーアナウンサーの堤信子さん。
私もご縁があって、京都芸術大学で講師を務めさせていただきました。『発信する人のためのメディア・リテラシー』には、私の講義内容も第1章『すべての報道は偏向報道かもしれない』で紹介されています。さらに締めくくりの解説『変わりゆくメディア界の「生きた証言」』も執筆させていただきました。
『発信する人のためのメディア・リテラシー』の刊行記念で、内田さん、堤さん、私のトーク&サイン会を9月8日(日)、大垣書店麻布台ヒルズ店で開催します。「心うごかす情報発信」について一緒に考えましょう!
私の新著『あきらめない政治』(那須里山舎)の販売サイン会も行います。
詳しくは下記をご覧ください。