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BBCジャニーズ疑惑取材班を率いたディレクターのインマン恵さんに私の自宅で単独インタビュー!BBCってどんな職場?英国から見た日本マスコミは?

ジャニーズ事務所所属の少年たちに対するジャニー喜多川氏(2019年死去)の性的加害疑惑とそれを報じない日本メディアの実態に迫る英国BBCのドキュメンタリー番組『Predator:The Secret Scandal of J‐Pop(プレデター~Jポップの秘密のスキャンダル)』は、日本でも大きな反響を呼んだ。

4月12日にはジャニーズJr.として活動していた歌手のカウアン・オカモトさん(26)が東京都内の日本外国特派員協会で記者会見し、ジャニーズ事務所に所属していた2012~16年に15~20回の性的被害を受けたと主張した。

BBC取材班は昨年夏にロンドンから来日して芸能界やマスコミ界の関係者を徹底取材し、今年3月の番組放映まで半年以上の月日をかけて番組を制作した。私も取材に応じたことは『英国BBCが報じた「ジャニー喜多川氏の少年に対する性的虐待疑惑」と「ジャニーズと日本メディアの歪んだ関係」〜私も取材協力しました』ですでに明らかにしたところである。

取材班を率いたのはディレクターのインマン恵さんだった。彼女はロンドンからSAMEJIMA TIMESのお問い合わせ欄へ「日本の主要メディアの実態を知りたい」と取材依頼をしてきた。

来日後、まずは単独で私の自宅へ取材に訪れて日本マスコミ界の実態を根掘り葉掘り取材し、そのあと総勢6人の取材クルー(カメラや音声担当を含む)を引き連れて再度自宅にやってきた。そこで私は番組進行役のモビーン記者のインタビューにも応じた。

BBCの番組内容はさまざまなかたちで報道されているのでここでは省略するが、私は取材を受ける過程でインマンさんの生き生きとした仕事ぶり、とくに瞳を輝かせながら取材する姿に共感した。そこで私が彼女にインタビューする「逆取材」を依頼したのである。テーマは「BBCで働くということ」と「英国からみた日本のマスコミ界」の二つだ。

日本のメディア界は内向き思考が強まり、近年は実に冴えない。そこで日本でジャーナリズムを志す人々にBBCで活躍するインマンさんの素顔を伝えることで世界へ視野を広げてもらいたいと思った。

インマンさんの母親は日本人。東京で生まれた後にロンドンへ移ったが、小学4年から中学3年は再び東京で過ごした。そのあとは英国暮らしが続いている。日本語は堪能だ。

今回のジャニーズ問題の取材で来日し、日本メディアの歪みを強く感じたという彼女。鮫島タイムスのサブチャンネルで公開したインタビュー動画をさっそくご覧ください!

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