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2021年サメタイ「読まれた記事」ベスト10発表!(上)読者の皆様に支えられ「小さなメディア」として飛び立つことができました

あれよあれよという間に年の瀬を迎えました。2月末に朝日新聞社に退職届を提出してSAMEJIMA TIMESを開設し、連載「新聞記者やめます」を開始して10ヶ月。きょうまで1日も欠かさず記事を配信することができたのは、楽しみに待ってくださる読者の皆様のおかげです。ご寄付をはじめ様々なかたちでご支援もいただきました。御礼申し上げます。

これまでに公開した記事は350本。それぞれに思いがいっぱい詰まっています。ひとつひとつ振り返りたいところですが、そんなことをしていたらキリがありません。ここはAIの力を借りて「読まれた数」でバッサリ切り、「2021年のベスト10」を集計しました。本日より大晦日にかけて発表していきます。

それでは、発表です! 本日は第10位から第6位まで一挙にまいります!!


第10位 新聞記者やめます(完)きょう退社!【なぜ私は新聞記者になったのか〜「記者は他人の人生を書く。主役になれない」と問われて】(5月31日)

新聞記者やめます(完)きょう退社!【なぜ私は新聞記者になったのか〜「記者は他人の人生を書く。主役になれない」と問われて】

連載「新聞記者やめます」の最終回が堂々のランキング入りです。「退社まであと93日!」からはじめて「あと2日!」まで「なぜ新聞記者をやめるのか」を書き続けたのですが、最終回だけは原点に立ち戻り「なぜ新聞記者になったのか」を吐露させていただきました。新しいニュースのかたちをめざして小さなメディア「SAMEJIMA TIMES」を開設する自分自身に向けて書いた文章でもあります。私としては最も気に入っている記事のひとつです。


第9位 悪質いじめの小山田圭吾氏の続投に賛成ですか?〜東京五輪組織委の歪んだ体質を問う(7月19日)

悪質いじめの小山田圭吾氏の続投に賛成ですか?〜東京五輪組織委の歪んだ体質を問う

菅政権が強行開催した東京五輪。コロナ禍でなくても誘致をめぐる裏金疑惑や巨額公費の投入、縁故主義、隠蔽体質など様々な問題が浮上し、日本の政治の歪みが凝縮されたオリンピックでした。開会式担当の小山田氏が同級生への苛烈ないじめが発覚して世論の批判を浴び降板に追い込まれたのは、今回の東京五輪を象徴する出来事でした。小山田氏続投の賛否を問うSAMEJIMA TIMES アンケート調査には4100人以上が参加し、96%が続投に反対を投じました。読者の皆様のご意見をうかがいながら論調を決めていくSAMEJIMA TIMESの編集方針に手応えを感じた記事でした。


第8位 テレビ時代を抜け出せない電通が仕切る退屈な東京五輪開会式(7月25日)

テレビ時代を抜け出せない電通が仕切る退屈な東京五輪開会式

東京五輪が映し出したのは、この国の政財マスコミ界に君臨する大手広告代理店・電通の存在でした。五輪の企画運営から広報まで全般を仕切る電通の「五輪利権」の全貌はいまなお見えません。電通に従順なメンバーだけで企画・運営された開会式は「時代遅れのテレビショー」だったと私は強く感じました。SAMEJIMA TIMES アンケート調査には6800人以上が参加。63%が「つまらなかった」、26%が「観なかった」と回答しました。新聞社の世論調査の母数を大きく上回る投票をいただき、読者参加型の記事の強さを実感する記事でした。


第7位 公開フォーラム「政治倶楽部」始動!初回テーマは「新聞社が東京五輪スポンサーでいいの?」無料登録して投票やコメントで参加しよう!!(6月1日)

公開フォーラム「政治倶楽部」始動!初回テーマは「新聞社が東京五輪スポンサーでいいの?」無料登録して投票やコメントで参加しよう!!

5月31日に朝日新聞を退社し、独立した初日に打ち出したのは、読者の皆様が「コメント」や「投票」でSAMEJIMA TIMESに直接参加する無料会員フォーラム「政治倶楽部」の立ち上げでした。私は記事を一方的に配信するばかりの新聞社の姿勢に疑問を感じて小さなメディアを立ち上げたのですが、そのなかでもこの「政治倶楽部」は是非とも実現したい試みでした。最初のテーマは「新聞社が東京五輪スポンサーでいいの?」。3300人以上が投票してくれました。SAMEJIMA TIMES本格始動の企画でした。


第6位 東京8区騒動で問われているのは山本太郎ではない。野党共闘のリーダーである枝野幸男だ!(10月10日)

東京8区騒動で問われているのは山本太郎ではない。野党共闘のリーダーである枝野幸男だ!

衆院選東京8区の野党統一候補をめぐる騒動は、立憲民主党の枝野幸男代表の退場と、れいわ新選組の山本太郎代表の台頭を予感させる出来事でした。東京8区で統一候補を勝ち取った立憲民主党が衆院選で惨敗して枝野氏が辞任に追い込まれ、統一候補を譲ったれいわが山本氏の国政復帰と衆院進出を果たしたという現実は、政治闘争の奥深さを感じさせます。野党共闘の全体に責任を追うべき立憲民主党が惨敗した大きな要因は、カリスマ性のある山本氏を野党共闘の強力なカードとせず、野党同士の争いのタネにしてしまったことにあると私は総括しています。


きょうはここまで! 明日は第5位から発表を続けます。お楽しみに!

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