今回で「こちらアイスランド」は連載200回を迎えました!パチパチパチパチ👏👏👏👏
もしかして驚異的?一度も休まなかった!
妖精の国に住んでいることをお伝えしてから200回、確かによくぞ続けた。サメタイらしくない社会性も政治性も薄いコラムとして君臨してきた。それをエッヘンと誇っていいのか、毎回駄文でごめんなさいと謝るべきかはわからないけど、確かに回数だけを見ればエライものだ。
200回を記念して、この場の主である鮫島さんから素敵な一筆をいただいた。
長く新聞の世界に身を置いたけれども、ひとりの筆者が200回も連載コラムを書き続けるのは、めったいないことです。
いやはや、小倉さん、すごいっす。
2021年3月20日の『こちらアイスランド』第一回のタイトルは『私は五十を過ぎて妖精の国に移住した』でした。書き出しは「私は妖精の国に住んでいる。嘘ではない」。なんて素敵な一文。
それから4年の歳月が流れ、振り返れば、噴火あり、絶景あり、音楽あり、食あり、人生論あり。土曜日のサメタイを飾る連載はこれぞ幕の内弁当…というほど盛りだくさんのテーマで賑やかでした。
軽いタッチだけれども、日本とアイスランドの比較文化論にしっかりと仕上がっていて、奥深さもあった。私も楽しませていただきました。
これからの連載もどんな話題が飛び出すのか、楽しみにしている読者の方も多いでしょう。同時に、アイスランドに渡った小倉さんのこれからの人生の歩みにも、みなさん、大注目されていると思います。
小倉さん、これからも時代の先駆者として、新しい生き方を開拓して、私たちに刺激を与えてくださいね!
引き続きよろしくおねがいいたします。
鮫島さん、お忙しい時間を割いて素敵なお言葉をありがとうございます。アイスランドでの私の生活は短調です。なにせ外で働いていないので、お裾分けできるようなすったもんだも皆無。読者が飽きてしまわないかと毎回ハラハラだけど、とりあえず書き続けることに意義を見出して続けますね!
100回記念の時にはコラム100回分をまとめたリストを作った。
連載開始から1〜2年間は今まで誰も紹介していないようなアイスランドのディープなドライブ情報をこれでもか!というほど記していった。思い出深い道が多く私自身の健忘記でもある。
知られざる場所の絶景三昧なので、この機会にぜひまたお目通しを。

アイスランドは知られざる国ではある。とはいえ私の生活範囲は限られ、郊外へ出るといっても行く場所も決まりきってしまう。新しい場所へ行けるのは夏のごく限られた時期しかない。
近年は以前ご紹介した場所の再訪話が多くなってきた。「その場所、前にも紹介してましたよね」となりそうで避けたいのが本音だ。
帰国時に鮫島さんに会ってそのことを言及すると、「アイスランドの自然は本当に凄い。同じ場所でも見てる側は全く気にならないので、気にせずこの路線で〜」のような感じで推された。
読者のみなさんもそれでいいのかな?!
ーーという蚊に刺されたほどの小さなジレンマを抱えながらも200回を迎えた。100回記念でも連載コラムのリストを作ったように、200回記念として前回同様に一覧リストをお届けしたい。
リストを最後まで丁寧に見て、ここまで読み進めていただいたみなさま、本当にありがとうございます。内容を吟味して、いつか書籍にしたいなぁと思ってます。応援よろしく!
小倉悠加(おぐらゆうか)
東京生まれ。上智大学外国語学部卒。アイスランド在住。メディアコーディネーター、コラムニスト、翻訳家、ツアー企画ガイド等をしている。高校生の時から音楽業界に身を置き、音楽サイト制作を縁に2003年からアイスランドに関わる。独自企画のアイスランドツアーを10年以上催行。当地の音楽シーン、自然環境、社会の自由な空気に魅了され、子育て後に拠点を移す。休日は夫との秘境ドライブが楽しみ。愛車はジムニー。趣味は音楽(ピアノ)、食べ歩き、編み物。
